この記事はUN:LOGICAL(アンロジ)のネタバレあり感想です。
未プレイの方は、ネタバレにご注意ください。

〈公式サイト〉
licobits-game.com
〈★評価 最大★5〉
シナリオ:★★★★☆
システム:★★★★★
糖度:★★☆☆☆
キャラクター:★★★★☆
イラスト:★★★★☆
サウンド:★★★☆☆
シナリオ
最近遊んだ中ではかなり楽しんで遊んだ。
特に雅火、藍ルートの内容が好きで、詳しくはキャラ別感想のとこで語ってる!
けど私の希望としては、もう少しスピリットとかAI側の掘り下げが欲しかったな〜。とは思った。デスゲームの割に仕様が甘かったり、現実世界のシーンも多かったりして、いまいちデスゲームモノの殺伐とした感じとか得体の知れない恐怖みたいな独特の雰囲気が伝わらなかった。
AI達にしても、私の場合(結局、なんだったんだろうなぁ)みたいな感じのまま終わってしまって、彼らが本編中でどんな扱いなのかをもっと明確に示して欲しかったというのはあった。特に、何を期待して彼らを登場させているのかがあまり読めなかった。
テキストに関しては、主人公の口調とか、藍との会話とか、親しみの湧く日常会話っぽい感じで、雰囲気に合ってるなと思った。
システム
スキップも巻き戻しも早いし、機能面は文句なし。相変わらずここのゲームは、立ち絵が動いたり表情が自然だったりすごいと思う。
ギャラリーのCGコメントも全部良くて、SSも前日譚と後日談で、スチルは無いものの満足。サブキャラのSSも面白かったし、特に千比呂のSSがホントーにありがたかった!
一問一答も面白いし、質問のチョイスもイイ感じ。BGMの一覧もすごくって、主人公がアーティストだから、一曲一曲にそれっぽいタイトルとジャケットがあってね。
本編中だと、スキル発動を自分の手で操作して出来るのがいいなと思った。選択肢もアンロジカルのゲーム中に自分が運営として立ちまわってる気にさせてくれるものになってるとか。あとはGENEBARKね!ちゃんとストーリーに沿って、ネットニュースの記事とか、メモが変わったり、メッセージも手動で確認しないと見れないものとかあって、ホント細かい。システム面は本当によくできてると思う。
あとはチャプター名が統一感あって良いよね。藍ならゲームジャンル、奏壱は味覚ってか食べ物っぽい感じで、ユーリが天気とか。特にユーリ1章の「曇りがちな君へ」とか好き。
キャラクター
攻略キャラがみんな保守系というか、色々考えをめぐらせるタイプのキャラで、あと年上が多い。環無ちゃんが明らか年上好きだし、年上に好かれそうな感じだから、基本みんな環無ちゃんの素直さに(ぐぅ……!)ってなってる。
彼らが保守っぽいから、環無ちゃんの脳筋っぽいところというか、予想外の行動をぶっ込んでくるところが相性いいのかもね。
サブキャラも良くて、私は全キャラの中で琥珀、千比呂が好きだった。特に琥珀は、仲良くなりたかったけど、環無のためを思うとむしろ仲良くならない方が正解なせいで、あまり優しくできないシーンも多くて心苦しかった。
で、好きな男が雅火、好きなカプが藍環。(ユーリも捨てがたい……!)
サウンド
音楽も良い感じ。
でも千比呂エンドの「この足で一歩、もう一歩」ってタイトルと、BGMのTRACK6が同じ名前なのは何で?特に千比呂関係なさそうな曲だけど。
キャラ別感想
雅火

片桐雅さんの、本名の響きだけで飯食えるわ。
雅火って、傷付かないための自己防衛+健全な思春期を過ごさなかったことで、あの性格になったんだろうなと思う。「血縁は呪いのようなもので、無関心を装い期待せず諦めることで心を守ることができる」とか言うし、感情を抑圧し続けて、ほんで普通の人間関係も知らずに育ったから、愛情も友情も恋心も理解しないんだろうな。
「人は変わらないし、自分も変わらない」って感じなのも、期待して損することばかりでそれが身に染みてるからだろうし。
俺は世界のルールを——壊したかった。
『普通』の人間が平和に生きるために作られた、当たり前の日常に、その未来に、世界に……
……歴史に。俺も必要だったという証を残すために。
そして火高も。
私も雅もよくわかっているんだ。……それでも、諦められなかった。
この世界に生きていい人間なのだと、自らを証明することを。
なんというか結局さ、普通じゃない弾かれ者の人間の、自分はここにいて良いんだっていう自己証明の叫びなんだろうね。
誰にも頼らず自分で自分を証明してやるっていう夢があって、でも心のどこかでは、火高も雅火も誰かを求めていて、AI革新なんていう一見人のためになることを掲げても、それは結局自分のためでもあるって話で。生きる意味とか、自分の存在価値とか、全然合理的でも論理的でもない問いなのに。
でもこういう思いって、何も二人が普通じゃないから考えつくワケじゃなくて、むしろ人間として普通で、ありきたりで、根源的な悩みだよね。最初、「雅火はロボットだとしてもあり得そうだ」なんて話してたけど、あまりにも普通で、人間らしい悩みじゃん^^
視覚ウイルスをばら撒いた後のこと。
雅火は世間を信用してないんだなーって思った。世の中が自分を内包しないんだから、自分も配慮してやる義理はない、みたいな感じ?夢のためにアンロジカルは必要だけど、そんなものは、アンロジカルが失敗しようが、また別の方法で叶えれば良いだけの話だもんね。だから今世界を混乱に陥れるより、環無を守ることの方がよっぽど大事か。ホントブレないね。
涼乃環無という人間が、俺のために泣いたんだ。
その事実だけで、俺は生きていける。
雅火って、自分が誰かに思いを寄せる経験は無かったけど、誰かに想われる経験も無かっただろうから、だからこのセリフは、環無に泣くほど存在を認められたことが、雅火には何よりの答えであり、自己証明の結果であり、アンロジカルのデータを惜しむ以上の価値だったってことなのかな。
あとあの雅火に、「私のこと好きっぽい空気出しといて、ずいぶんあっさり別れるんだね」とか言う環無ちゃん凄すぎてw ほんで特に表情変えるでもない雅火も笑う。案外言われたい放題だよなこの人w
雅火がさ、一問一答で「たまには、あんたに会いたい」「俺はまた、あんたに会いたい」って言ってんのがさ~(頭抱え) こっちだってそうだよ。雅火って、結構私のこと好きだよね……
海外逃亡エンドでは「環無」呼びになってるし、雅火を刺すエンドではキスしてて、バッドエンドでしかもう一歩近づけないの、ずるいよなーー…… いつかハッピーエンドの未来でも、同じ世界で生きられる日が来てほしい。
雅の年齢は本編中はっきりとはどこにも出てこないけど、22歳以下なのは確定かな?時系列としては、
5年前 藍環ゲーム開発
4年前 藍AIにハマる。アンジェリカ誕生
↓アンジェリカの会社倒産。アンジェリカと飛高が出会う
↓GENEBARKリリース
【?年前 飛高と雅(18)が出会う】
ってことは、飛高と出会ったのが何年前かは不明だけど、4年以内に18歳だったことは確実だもんね。だから最長でも22歳。アンロジカルの運用自体が4年目なのは判明してるけど、雅がどの時点で開発に参加したかが不明だから、22歳「以下」としか、分からないよな…?
ただまあ22が濃厚か。環無が参加したアンロジカルが10月で、片桐雅さんの誕生日が11月だから、ワンチャン21の可能性もあるかな。あの雅が戒より環無と年近いのなんか良いよね。
他に年齢に言及してる所あったっけ?どっかの冊子に年齢明記してたりするのかなー。知ってたら誰か教えてね。
弥坂奏壱
この男ズルすぎん?こういう人って、現実にはありふれてるというか、というかこれが普通なんだと思うし、ある意味リアルで生々しいんだけど、何がダメって、相手の環無ちゃんがハタチってコトだよ。20歳でこんな感じの27歳と付き合ったらダメよww
このルートの環無ちゃん、なんかちょっと盲目っぽくなってて心配になる…!ちゃんとこの人がずるい大人だって分かってる??
半端な優しさでクライエントを死なせたクセに、それでも人を見捨てられなかったり、それが自己満で無責任で残酷だってことも分かってて、それでも自分が放っておけないから助けるっていう、やってることバリ自己中なんだよなこの人。
雅火が「他人を助けようとする人間も同様に『強欲』だ」って言ってたけど、奏壱は人助けする割に、いい人に見られることに喜びも感じているし、やってることは自己満だし。結局、他人を想ってるのは間違いないとしても、「優しくしない優しさ」みたいな選択も、奏壱にはあるわけで。
そもそも、いくらカルテを不正利用されたからといって、個人的にアンロジカルの調査までするなんて、主治医の仕事の範疇を超えてるし、ホントなら出る幕ではない。ほっとけないにしても、やりすぎなんだからね?
……好かれたくなかったなら、もっと本気で嫌われようとすればよかった。
でも僕は……あなたに好きでいてもらえるのが心地よかった。
あなたが向けてくれる尊敬のまなざしで、自分がすごくいい人間だと錯覚できるから。
だから強く突き放すこともしないで、無駄に気を持たせるようなことをしたんです。
本当に失うかもしれないと知って初めて……あなたを繋ぎ留めたくなるなんて。
僕は勝手で傲慢で、最低な男だ。
人間くさすぎて、もはや可愛く見えてきたよ。
戒を襲って環無にナイフを突きつける古ヶ崎さんの注意を引くために、奏壱が強い口調で喧嘩売るシーン。
なにが?全方位にお優しい男だと思った?そんなわけあるか、こっちも人間なんだ。
とか言ってたけど、まあホントにそうなんだろうなと思った。他ルートでも、大人な空気読みする奏壱氏は散見されるし、大人だから普段は角のない対応をするけど、本当は色々思ってるし、言わないだけで毒を吐きたいこともあるんだろう。こういうところも、人間味だな…って感じるよ。でもそういう矛盾だらけで人間味溢れてる所が魅力なんだよね。
ほんでこの人の何が腹立つって、↑こういうお節介タイプが素のクセに、セフレのことは手酷く扱えるトコですよ!
なんでセフレとして出会ったら割り切れるけど、患者のことは割り切れないの?!
割り切れる冷たさがあるなら、なぜクライエントからの好意を断固拒否しなかったのよ。
優しいのに酷かったり、丁寧な振る舞いなのに生活は俗っぽかったり、天然でオタクっぽくて可愛げがあるのに恋愛関係が地味に爛れてたり、スルメみたいな男すぎて、マジで訳わからん味する。どこにご褒美の一問一答で初恋が幼稚園の先生だとか暴露する攻略対象がいるんだよ。これが許されるのコイツだけだろ!
部屋が割と散らかってて生活感あるのも妙にリアルだし、なんか生々しいルートだったな…………
宗像戒
このルート、男にも女にも嫉妬されて大変だったw 特に真珠の好き嫌いは分かれそう、というか、このゲーム基本は主人公邪険にされる気がするw
真珠が戒に執着するのって、戒が依存させやすい体質だからなのかな。戒にこだわる理由って特に言及されて無いよね。そもそも、元になった神楽莉央が少し依存体質だったのかもな。真珠が現実の戒の前に姿を表したこと自体最初は興味本位でだったらしいし、好奇心のためなら禁忌を犯す所を見ると、神楽莉央のODしたり悪い奴と連んでた所がそのまま出てるような気もする。戒が初期の真珠のことを「本当の弟みたいに慕ってくれた」って言ってるのも、莉央の通り真珠が弟属性ってコトだもんな。戒と真珠、一緒にテレビ見たりしてたっぽいし、友好度の高さからしても、本当に戒と仲良くしたいだけだったのかしら。その仲良くする方法が、悪魔みたいなやり方だっただけで。ただ二人の相性の問題だったのかな。
真珠の言っていた「俺にとってなにより大事なのは、——戒と生きること」「死ぬまでずっと一緒にいる」ってのが本心だとしたら、一番高性能だった真珠がアンジェリカに近いことを言ってるのは面白いなと思った。
このルートで疑問なのが、戒に刺されたユーリは本当に無事なのか?ユーリは瑠璃との友好度が低いから副作用を発症するはずだけど、普通にチャットに返信来たし……。会社の人が返信したのかな。最後に千比呂が「有沢くんの追加情報あげるよ」って言って持ってきたのがユーリの現状なら、その後に副作用について特定されたのってユーリが発症したかどうかで決定的になったってことなのかな。結局どっちなんだろね。
ユーリ、刺された時、明らかに戒のことは見ていなくて、そこにいる真珠に驚いてたよね。ただ戒に攻撃されただけだったら、「ここまでかー。まあ、気にしないでよ」とか言って消えそうだし、そもそも、いくらの戒でも、流石に強さで言えばユーリ>戒でしょ。真珠に気を取られて負けちゃったのかな。
あと思ったのは、戒推しの人は、古ヶ崎さんをどう思ってるんだろう。そもそもが攻略対象に付き纏う迷惑女なのに、雅火ルートでは、最後の最後で背中合わせで戦ってたり、好敵手みたいな扱いじゃん。まあ、可愛いくて人生上手くいってそうな人にも、その人なりの悩みがあるって感じで、可愛いゆえの苦労みたいなものもあるんだなとは思った。当然だけどね。
戒環の好きポイント。
「もしあの日、戒と再会せず、告白されなければ、今は他人として過ごしていただろうか?いや、仮にカフェで再会しなかったとしても、きっとどこかで巡り合って、戒は声をかけてくれたに違いない。カフェで私を見つけたとき、告白してくれてありがとう」ってトコが最高。環無からの圧倒的信頼だなって。例え栞が戒を好きだったとしても、戒と出会って、好きになってもらえたのは自分なんだ。って自信とか。
でも時々どつきたくなるって言われてるのも、なんかいい関係だなってw 違う考えを持ってる他人同士が一緒にいるってそういうことだし、認め合って折り合いを付けながら関わるのが人間関係で、それも含めて相性ってことだもんね。
てか、戒の一問一答で名前出てきた女って誰なの??w いつか出てくるのかと思ってたら、最後まで出て来ないしw ホンマに誰w
藍

家族よりも、環無だけを信じてるから。
私はこの二人の関係すごく憧れる。というか、こういう相手が欲しかったなと思った。
将来お互いに家庭を持ったりしたらお互いを「いちばん」にできなくなる日が必ず来るだろうけど、だから恋人になって、お互いの友情も、性欲も、恋心も自分に向いていれば、そんな日は来ないから、だから恋人になるワケでしょ?恋人になれば、相手の交友関係に遠慮することもなく、お互いを束縛する口実ができるから。
藍に恋人ができたと言われた時、環無「大人になっちゃったんだなーって。」とか言ってモヤってたけど、大人になる=この関係に終わりが来るってことなんだよね。多分。
でも藍は、環無と離れ離れになる試練を乗り越えて、戒と母親とも向き合って前を向くことにして、恋人になって、痛みも分け合って……だからこれからは「大人になっちゃう」んじゃなくて「二人で大人になる」ことができるんだ。
エピローグでは、今は恋してるってお互いに伝え合ったけど、根本にあるのは、性的にとか、恋愛的にとかを超えた、親愛関係。
俺はおまえよりよっぽど、他人なんてどうでもいいって思ってるよ。正直……自分がよければそれでいいって。でも、その「自分」の中に、おまえだけは含めてる
環無も、藍のことは「今までできた友達や、家族や、好きになった人とは違う、半身のような存在」と言っていたし、ホントにニコイチ。
あーー、私もこういう相手が欲しかったなー。でも私には、「お互いの思春期を一緒に過ごした相手」が居ないからダメでーす。
アンジェリカのことも考えるよ。やっぱり、アンジェリカは環無を模倣したAIだから、藍を特別視するのかな。アンジェリカが、消される直前「環無、あなたは愛されているね」と言ってたのは、アンロジカルがあれば藍は、環無を失う恐怖から解放されるのに、なのに本物の環無を選ぶのね。ってことなのかな。
藍って、環無と離れたくない以上に、置いていかれることがトラウマなんだろうなと思う。戒に裏切られた経験からね。だからか、自分は置いていかれたくないクセに、環無のことは置いていくというか、黙って暗躍する節があるから、二人で頑張ることを選んでくれたのは嬉しかったな。でもアンジェリカの本当の正体とかは誤魔化したまま終わったから、そこ端折るのも藍らしいなというか。FD始まるまでには話してあげてよね。
他ルートでは環無の恋愛に口出ししないけど、戒だけはやめてって感じなのも、「よりにもよって自分を置いてったお前が、俺から環無を取り上げるのか」みたいな感じなんだろうね…
ネットで見つけた他の方の藍ルートの感想で、「藍モデルのAIが、後で問題になるんじゃないか」って言ってる人いて、(!!)ってなった。一応大元のデータが消されたとはいえ、バックアップについては触れられてないし、開発続行の可能性は言及されてるしね。そしたら藍AIが環無と一緒に居たいって言い出す可能性もあるってことなのか。「人間になって、外の世界で一緒に暮らす夢を見る。一緒にゲーセン行ったりするデートがしたい」って言ってたもんね。エピローグもなんか不穏な感じで終わったし。
藍は「アンロジカルは雅火と火高ふたりが揃わないと運用する目的自体が存在しない」と言ってるけど、火高の夢はもう、雅火の夢になってるから、雅火がいればまた同じような物はできるんだよな。勿論アプローチは変えてくるだろうけど。
藍AI二度目の登場の時、環無に、偽物はお呼びじゃないみたいなこと言われて悲しそうだったし、精度が低かろうがあれも藍だと思うと心苦しかったな。
とにかく、私は二人のことが羨ましいな。自分をそれほど大事に思ってくれる相手がいて。
ユーリ

本作一番の「漢」。この人なら100安心して環無を預けられる。
ユーリって見た目や話し方的にチャラチャラしてるように見えて、恋愛映画とか恋愛トーク苦手なのイイよね。なのに初対面で環無のこと「うーわ、可愛いって思ったね。正直」だからね?(頭抱え)
というか、多分私が長女だから、ユーリにドキドキするんだと思うんだけど、ギャラリーのCGコメント聞く限り、めっちゃ可愛がってくれてるじゃん。
ユーリって明らかに年下好きじゃん。だから普段年上ポジの私が、ユーリの前だと年下の可愛い子扱いなのが嬉しいんだよね。素直に愛情表現すれば、健気だな、素直だな、って思ってもらえて、可愛がってもらえるの…… あとちゃん付けで呼んでくれるのも嬉しい♡
ただまあ、危ない仕事はやめてほしいかな正直w 強いところが格好良いんだけど、そんなデート中に緊急招集されたり、急に何週間か帰って来なくなりそうな職業の彼氏、一体親にどう説明すんのよw
あとあと、ユーリのバッド「#032 ひとつだけ」のユーリ、めっちゃセクシーじゃない?
「ごはん食べた?」←声良すぎる
「ユーリさんには他にも守るものがあるのに?」
「ないよ。」←声良すぎる
「……ほんとに、アンタだけ。オレが守りたいのは……それだけだよ。」←声良すぎる
とにかく声良すぎる。
中盤で「弟がいたんだ」って話してくれたけど、ホントは姉2人もいること教えてくれたのハピエン後になってからなんだよな。その時はまだ全ては打ち明けてくれてなかったんだなって思うとやり遂げた感アリ。
ただユーリのハピエンのスチル、「梳くように髪に触れる指先」とか「抱き寄せられて」とかテキストには書かれてるけど、見ると思いっきり髪掴まれててヤダw 私の中のユーリはそういうことしないんだけど?w
あとユーリルートで気になるのは千比呂だよなー。私エンド回収してて、ゲーム全体で最後に踏んだエンドがこのルートの千比呂エンドだったんだけど、これ最後なのヤバイ。好きになっちゃったやん。最後に婚姻届出してくる悪役いる?私のこと好きでもなんでもないクセに。←ココ重要。「獄中結婚のメリットって知ってる?」じゃないからw
千比呂があそこまでした理由も、別に大層な理由じゃなくて、ただ「死ぬのが怖いから」なのもさ……。ずるいよ。
全体感想

全体を通して私が1番気になるのがスピリット達のことだったんだけど、瑪瑙の「自殺するAI」ってなんだろなと思って。
高度なAIは目的達成の為に自らプログラムを書き換えて停止命令を回避することすらあるらしくて、だからアンジェリカが運営の倒産で自分が消去されないように細工したことの方が自然なことなんだろう。じゃあ瑪瑙が学習が苦痛で自殺したいって言い出すのって、どういう意味なんだろうってね。
そもそも、AIは「苦痛」を感じないじゃん。何かを「感じる」ことはあり得ないって自分たちで言うんだから。でも、瑪瑙は苦痛や憐れみ、真珠は執着心、瑠璃はかまってちゃん、蛍は忠誠心があって、未定義感情エンドの通り、ただ心理を理解しているだけ、そういう設計なだけというには感情的なふるまいに見えるよ。
未定義感情エンドでは、AIは「いくら言葉を交わしても虚しさだけが残る存在」だけど、「私が温もりを感じるなら、そこに温もりはある」ってエンドでしょ。個別での瑪瑙や真珠みたいに、あれだけのことを自分で考えるAIでも、ワンクリックで初期化されて無かったことにされるってのが、虚しい現実だよね。所詮はAIのすることだ……って。
結局、AIに感情など無くて、要はこちら側がAIをどう扱うかによる。だからスピリット達には感情はありませんってんなら、じゃあ、彼らのあの様子は何?不具合なの?それとも、未来のAIの可能性?
だから作中で、こういうスピリット達AIについてアンロジカルがどういう立場を取るのか、もっと明確にして欲しかったなと思う。答えじゃなくていいから、解釈をください。
君は知ってる?そう遠くない未来、人類は滅亡するんだ。
この火高の言葉が結構衝撃的だった。
私たちが死んだあとも世界は続いていく。ゆるやかな滅亡を回避することはできないから、続きながら少しずつ壊れていく……
不景気だったり、戦争が起こっていたり、あまり明るい気持ちにはなれない世の中で、未来に希望を見い出せないのが現代人かなって私は思うのね。自分が老人になるくらい先の未来で、世の中がどうなってるか全く想像つかなくて、少なくとも良い方には向かっていないだろうな……みたいな漠然とした不安感みたいなものがある気がする。勿論自分の中にもあるし。
だから何だか火高はそういうのを予見していて、革新的なAI技術の時代は、いずれやってくるのだろうなと思わせられる説得力があるというか。世の中には火高や雅火みたいな時代を変革する力のある人たちが居て、それは歴史が証明していて、だから良いことは起こらないかもしれないけど、必ずしも悪いことばかりではないのかもっていう、小さな希望を見せられた気がする。
そういうのもあって、AI分野について興味が湧いて、AIについての本とか買ってみちゃったりしてね。まだ読んでないけど、近日中には読むつもり!DLC第一弾では後日談が配信されるみたいだね。今後有料のDLCもありそうだから、それも楽しみだー。
どうせFDあるだろうから、スピリット達とか世界観についてはまたそこで色々掘り下げてもらいたいな。あとは、千比呂が都合よく全快しますように!