ひなたブログ

気が向いた時に感想を吐き出していきます。

BAD APPLE WARS ネタバレなし感想!

どうも、ご覧いただきありがとうございます。

今回はオトメイト作品、BAD APPLE WARSの感想をお話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

〈公式サイトはこちら〉

https://www.otomate.jp/baw/

 

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ストーリー

入学式の日に事故に遭ったリンカは、気が付くと見知らぬ学園の敷地内に立っていた。そこはオチコボレの魂たちが通う死後の学園・NEVAEH(ネヴァー)学園。この学園では、校則を守りイイ子にさえしてればどんなにオチコボレの魂もやがて卒業=人生ヤリナオシできるという。ウサギ頭を被った怪しげな男に死を告げられ夢見心地のまま入学式へと参加させられることになってしまったリンカ。しかしそこへ突如、けたたましい爆音が鳴り響く。その音を合図に始まったのは、学園に抗うワルイ子チーム・BAD APPLESと学園の風紀の番人・風紀委員による学園戦争だった。戦いの喧騒の中、リンカは赤い髪をした少年と出会う。(wikipediaから引用いたしました https://ja.wikipedia.org/wiki/BAD_APPLE_WARS

 

 

 

 

 

さて、まずは総評からいきましょう。

 

 

〈★評価  最大★5〉

シナリオ:★★☆☆☆

システム:★★★☆☆

糖度:★★☆☆☆

キャラクター:★★★☆☆

イラスト:★★★★☆

サウンド:★★★☆☆

 

 

シナリオ

まあなんというか、良くも悪くも普通の乙女ゲームといったところでしょうか。

お話し自体の素材はそこまで悪くはありません。ただシナリオがどうも短い+序盤は展開が早すぎて訳が分からないというのが正直な感想です。

キャラ達もまだ自分達が閉じ込められている『NEVAEH学園』というものを理解出来ておらず、何もかも手探りな状態なので、色々な物事が謎なまま進むのも分かります。ただ、分からないにしても本当に何も説明のないまま進むので、始めは「????」でしたね!(笑)

 

キャッチーなセリフとして、アルマの「お前、イきたいか?」があると思うのですが、「イく」事に対して意味はありません(笑)以降で説明するシステムでもそうなのですが、すこしエッチな要素も含まれているのも魅力でしょうか。

 

それから、個別ルートが短い。私はボイスが最後まで流れるのを聴かないタイプですが、1時間もない。ただサックサク進むので、何かの合間に挟みたい場合だとか、手軽に遊べるものを探しているならオススメ。共通ルートは初回3〜4時間、2週目以降は1〜2時間ってところでしょうか?エンディングも割と似たり寄ったりな感じでした。

 

トロフィーをコンプリートしても、未だに解けない謎も複数あって、地味に消化不良です。

 

 

 

物語がある程度進むと、主人公のお名前設定と、【ワルイ子サイド】【風紀委員サイド】へ分岐します。

 

【ワルイ子サイド】ではアルマ・ヒガ・シキシマが、

 

【風紀委員サイド】ではサトル・白髪の風紀委員

 

が攻略可能です!

どちらを選ぶかによって主人公の服装が変わってきます。

 

 

エンディングは現世エンドとNEVAEHエンドの2通り。NEVAEHエンドは比較的バッドエンドとも言えますが、言い切れないキャラもいるので、どちらが幸せなのかは本人達が決める事でしょう。

 

 

 

システム

システムはいつものオトメイト仕様です。フローチャート搭載。

 

この作品オリジナルのシステムとして、禁忌魂触システムというのがあります。やっている事は偶にある画面タッチでセリフを聞くというものですが、タッチする場所によってエンディングを左右するというもの。

 

そして今作品最大の謎………二人の距離が縮まると、とある演出が挟まれます。それがなんと……裸ん坊になります!!!!

 

なんじゃそりゃ!という感じでしょう、ええ、攻略終わった私も全く同じ感想です、はい。

 

理由は分かるんですよ、主人公達は一度死んだ身、つまりは精神体なので、触れ合うと相手の記憶を読めてしまう。それを利用したのが禁忌魂触システムというものなので、衣服を通り抜ける程、二人の距離が縮まった、という事なんでしょうね。

 

それにしても、別にいかがわしい事はしていないのに見てはいけない物を見ている気になります。なんせ主人公までスッポンポンなんですもん。

 

 

 

糖度

糖度は殆どないみたいなもんです。ただ、個人的には萌えるシチュエーションも沢山あって、なかなか満足出来ました。

 

 

キャラクター

イラつかせる子もおらず、特に言う事なし〜♪

 

 

イラスト

イラストはDAIROKU:AYAKASHIMORIなどのスオウさん。暫く前に発売した作品だからか、少し今とタッチが違う気がします。

 

 

 

 

 

 

 

それではキャラ別感想いきましょう!

 

 

 

【ワルイ子サイド】

 

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主人公 リンカ

 

 

まず主人公から。自分には何も打ち込める物がない、生前の未練も何もない、「からっぽ」である事に悩んでいて、そのせいで度々ウジウジ。しかし一度決心がつくと行動力ハンパないです。まあこれも、良くも悪くも、乙女ゲームヒロインという感じです。

 

 

 

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アルマ CV櫻井孝宏

 

頼り甲斐のあるリーダー。自分では「俺はリーダーじゃない」と言いながら、偶に「リーダーだからな」と言ってるのが少し気になったぐらいで、後は最高に格好良かったかな!!

周りからは圧倒的カリスマ・人を惹きつける完璧なリーダーと言われていますが……私はそれよりも、近付きづらくて理解し難い手の届かない人のように感じました。掴もうとしても霞んでしまって、絶対に追いつく事が出来ない、同じ人間とも思えない、そんな印象です。

ただこのルートは萌えられる要素がいくつかあって、例えばイイ子モードのアルマ。なんと学ランに黒髪になるんです!!メチャクチャ好きだーーー!!!

 

 

 

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ヒガ CV諏訪部順一

 

アルマをアニキと慕って尊敬…というよりは崇拝していますね。アニキが黒を白といったら白なんだ!という感じで(笑)

言動は少々雑ですが、悪い人じゃないんですよ。顔が怖くて不機嫌そうですが、笑うと無邪気な感じで。ルートを進めていくと、思いもやらぬ新しい一面を知る事が出来ます。これまでの彼の行動や考え方の根源が見えて来たりして、乙女ゲームっぽいです。

あとは他ルートより付き合う前の男女の微妙な距離感といいますか、キュンキュンが味わえます。

 

 

 

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シキシマ CV石田彰

 

 

ワルイ子でもなく、イイ子でもなく、【カワッタ子】という立ち位置で、どちらに付くわけでもない………と言われていますが、結構ワルイ子贔屓ですかね。まあ、イイ子キャラはあまり出て来ませんし、出て来ても会話すら成り立たないので必然でしょうが。

このルート、個人的に二人の終わり方は好きなんです。しかし最終的にどうなるかがちょっと気に入らなかったかな、皆さんがプレイしてどう感じるかは分かりませんが。シキシマにはなんの罪もありません。私の考え方の問題です。

 

 

 

【風紀委員サイド】

 

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主人公の評価は既に述べた通りです。サイドによって性格に差などはありません。

 

 

 

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サトル CV花江夏樹

 

初見だとサトルくん推しでした。可愛いんですよ、他のキャラと比べると見た目が好みなんですね^^

口を開けば「勉強勉強……」最初は勉強の邪魔だと言って話も聞いてもらえません。

ただ、サトルくんが勉強している理由がなんとも不憫で応援してあげたいような理由なので、サトルくんに何かあったら立ち直れないというぐらい、気付いたら過保護になってました^^

 

 

 

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白髪の風紀委員 CV立花慎之介

 

こういうキャラ、みんな好きそうですよね〜〜〜!風紀委員サイドでは、風紀委員になった主人公の上司みたいな立ち位置です。

普段は仮面を被っていますが、途中でその顔を隠す"仮面"も、風紀委員さんの心を覆う"仮面"も剥がれてゆきます。

序盤は完全に敵役です。ただ、別に悪意があったり、悪い人じゃないんです。この人も、みんなと同じく死んでこのNEVAEH学園にやってきた、高校生に変わりはないんです。

 

 

 

 

オススメ攻略順

特にありません。誰から特攻しても大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

感想はこれぐらいでしょうか。

ボリュームのあるゲームに比べれば、物足りなさは否めませんが、新作発売前の微妙な期間に挟んだり、忙しい時期なんかにサクッと遊べるので、そういう時にオススメです。

 

糖度は低いものの、なかなか満足できますよ。

偶にはこういう、何も考えずに遊べるのも良いですよね!

 

 

ではまたご縁があればお会いしましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!