ひなたブログ

気が向いた時に感想を吐き出していきます。

絶対階級学園~Eden with roses and phantasm~ ネタバレなし感想!

どうも、ご覧いただきありがとうございます。

今回は絶対階級学園〜Eden with roses and phantasm〜 の感想を書いていきたいと思います!

 

 

 

 

〈公式サイトはこちら〉(NintendoSwitch版)

https://www.prot.co.jp/switch/kaikyu/index.html

 

 

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こちらは元々2015年5月28日に発売されたWindowsPC用ゲームソフト。2016年6月30日にはPSvita版が、2019年1月10日にはPS4版が、12月9日にNintendo Switch版が発売。

 

発売日は未定ですがファンブック『しあわせ色の扉』が発売が決定しています。なんとクラウドファンディングで発売を目指し、総計59名・約1670万円の支援があったそう!様々なハードに移植され沢山の方に愛された作品なんですね。

 

 

 

 

 

〈 ★評価 最大★5 〉

シナリオ:★★★★★

システム:★★★★★

糖度:★★★☆☆

キャラクター:★★★★☆

イラスト:★★★★★

サウンド:★★★☆☆

 

 

シナリオ

舞台は、全寮制で情報機器の使用が制限され外界からの情報が入ってこない完全に閉ざされた孤島に位置するエリート養成学校、櫂宮学園。

そこには過酷な階級制度が存在し、たった1人の女王を頂点に、特権階級『咲き誇る薔薇』・平民階級『名もなきミツバチ』・奴隷階級『捨て置かれた石ころ』に分けられた生徒間による、絶対的な上下関係・支配が行われていた。

 

そんな学園にメチャクチャ庶民な主人公藤枝ネリは転向する事になるのですが、階級制度に違和感を抱き理解できない様子です。

 

なんと、メインキャラクター達にそれぞれ3種のルートが用意されています!ミツバチ階級から物語は始まりますがその後、薔薇階級へ進級する『薔薇ルート』・石ころ階級へ落ちる『石ころルート』・そして物語の真実が語られる『真相ルート』。全キャラの石ころルートハッピーエンドをクリア後、真相ルートが解放されます。

ボリューム満点で沢山遊べます。

真相ルートが特にシナリオが良くて、かなりシリアスです。ルートに入ってからは流れが本当に見事。各ルートで様々な方面から伏線が貼られていて、それを綺麗に回収していく様が素晴らしい。

薔薇ルートでは主人公が薔薇階級へ上がった事で、階級制度に染まっていきます。それがキャラクターたちとの恋にどう影響するのかが方向性の鍵で、ハッピーエンドを迎えても完全に幸せとは言えなかったり、最悪な展開になったりと、基本的に薔薇ルートはバッドルートです。

逆に石ころルートは正規のハッピーエンド。そして石ころルートでハッピーエンドを迎えたその後から、真相ルートへ分岐します。

 

システム

非常に快適。選択肢スキップあり。

 

糖度

糖度は普通です。キャラにもよりますが、ニヤッとせざる負えないシーンなんかも。

 

キャラクター

キャラクターは凄く個性的。しかし階級制度がテーマだけあって自分より下の者を見下し虐げる嫌味なキャラが多いのでイライラする可能性ありです。ただそこまで身構える必要もないと思います。

 

イラスト

イラストは和田ベコさん。非常に美しい!

ただ偶に、色の塗り方が違うのか描いた人が違うのか、明らかに何処か違うサブキャラのフェイスが数名出てきます。そう感じるのは私だけでしょうか?分かりません。

それから、主人公がルート分岐で階級を移動することで、全ての階級の制服姿が見られます。公式サイトから確認できます♪

 

 

 

ではキャラ別感想です。

 

 

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薔薇階級3年・鷹嶺陸 CV浪川大輔

 

こいつ、メチャクチャ可愛いです。

薔薇階級でその中でも特別な赤薔薇様と呼ばれる特別な存在。自身の出自や権威に誇りを持っていて傲慢な性格が目立ちます。

しかし素直に想いを伝えられない不器用さや思考の単純さが微笑ましい。

ミツバチ階級でTHE庶民、階級制度に染まっていない主人公を生意気だと思っており何かにつけて小馬鹿にしてきます。

でも全然イラつかない、可愛さが勝つ。

 

 

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薔薇階級3年・鷺ノ宮レイ CV木村良平

 

白薔薇様と呼ばれ多くの人に慕われる穏やかで優しい性格で、下の階級である主人公に対しても親切にしてくれます。

なんでも完璧にこなし非常に優秀ですが、趣味でロボットを作り機械工学に対してはちょっとオタクっぽい一面もあります。

基本的にいつも優しい印象ですが、大きなものを抱えています…

 

彼の真相ルートは他キャラの真相ルートクリア後に解放されます。

 

 

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ミツバチ階級2年・加地壱波 CV柿原徹也

 

軟派で色んな女の子と交流のあるパリピ、壱波。

演劇部に所属していて、演技をする姿も見られます。

薔薇階級に憧れがありどの石ころルートでも石ころ階級へ落ちてしまった主人公に対し冷たく接します。そこが最初は少し辛かった。

しかしちゃんと恋愛できますので、安心して下さい。

 

 

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石ころ階級2年・七瀬十矢 CV前野智昭

 

学校の体制に抗う『レジスタンス』のリーダーをしており、階級制度による支配を嫌っています。

誰に対してもフレンドリーで明るく頼り甲斐のある性格。不良なのにテストではいい点をとるらしく、物事を冷静に客観的に見ることが出来たり頭の回転が早かったりと、元々の能力は高いです。

普段から堂々としていて上位階級からの命令も受けないので教師陣や他階級の人達からは怖がられていたりします。

 

 

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石ころ階級1年・五十嵐ハル CV石川界人

 

基本的に無口で素っ気ない。冷たい訳ではなくそもそもの性格です。

しかし想いが通じてからは、意外と積極的に絡んでくれて、年下ながらしっかりと導いてくれます。

よく雑用などを押し付けられたり嫌がらせを受けています。

個人的にハルくんルートは特に萌えが転がっていたように感じます。思わずスクショしてしまったヤバいスチルがありますのでお楽しみに。

 

 

 

それから、攻略はレイを最後に持ってくるのがおすすめです♪

全キャラの薔薇・石ころルートをクリア後、真相ルートを攻略するのがまとまりが良くていいんじゃないでしょうか。

 

 

 

こういう、とてもシリアスな展開が隠されている乙女ゲームと偶に出会うとうれしいですよね♪

だから基本的には雑食で色々なゲームを遊ぶようにしているのですが、そこで予想外だった作品にハマったりすると、やっぱり乙女ゲームはいいな〜と再確認します。

 

今回はここまで。ありがとうございました♪